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【PowerApps初心者向け解説】Collect関数の使い方と実例

PowerAppsでデータを収集する場合、Collect関数が非常に便利です。本記事では、Collect関数の基本的な使い方と実例を紹介します。

【記事の概要】
Collect関数は、PowerAppsアプリケーションでデータを収集するために使用される関数の1つです。この関数は、ローカルコレクションにデータを追加するために使用されます。この記事では、Collect関数の基本的な構文、引数、そして実用的な応用事例を紹介します。

 

 

【基本構文】

Collect(コレクション, レコード)


Collect関数は、2つの引数を受け取ります。最初の引数は、データを追加するコレクションを指定します。2番目の引数は、追加するデータを含むレコードを指定します。

【実例1】Collect関数を使用して、新しいコレクションを作成

Collect(新しいコレクション, {名前: "John", 年齢: 25, 都市: "東京"})


上記の例では、"新しいコレクション"という名前の新しいローカルコレクションを作成し、"名前"、"年齢"、"都市"の3つのフィールドを持つレコードを追加しています。

【実例2】Collect関数を使用して、既存のコレクションにデータを追加

Collect(既存のコレクション, {名前: "Emily", 年齢: 32, 都市: "大阪"})


上記の例では、既存のコレクションに新しいレコードを追加しています。この例では、"既存のコレクション"という名前のローカルコレクションに"名前"、"年齢"、"都市"の3つのフィールドを持つレコードを追加しています。

【実例3】Collect関数を使用して、データを複数のフィールドに分割して追加

Collect(新しいコレクション, {名前: TextInput1.Text, 年齢: Value(TextInput2.Text), 都市: TextInput3.Text})


上記の例では、3つのテキスト入力フィールドからデータを収集して、"新しいコレクションにデータを追加しています。TextInput1.Textは、名前のテキスト入力フィールドから入力されたテキストを表し、Value(TextInput2.Text)は、年齢のテキスト入力フィールドから入力された値を表しています。TextInput3.Textは、都市のテキスト入力フィールドから入力されたテキストを表しています。

【まとめ】


Collect関数は、PowerAppsアプリケーションでデータを収集するために非常に重要な関数です。この関数は、ローカルコレクションにデータを追加するために使用されます。Collect関数の基本構文は簡単で、2つの引数を受け取ります。この関数の応用事例は多岐にわたり、PowerAppsアプリケーションでのデータ収集シナリオに役立ちます。Collect関数は、PowerApps初心者にとっても非常に扱いやすく、効率的な方法でデータを収集することができます。