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PowerApps Filter関数 初心者向け解説

PowerApps の Filter 関数は、データのリストから特定の条件に合致するものだけを選択するために使用されます。

以下は、Filter 関数の基本的な構文です。

Filter(テーブル, 条件式1 [, 条件式2, ...])

ここで、[テーブル] はフィルタリングするデータのリストで、条件式1、条件式2などは、フィルタリング条件を指定する論理式です。以下は、Filter 関数を使用した例です。

 

例1: 数値のフィルタリング

Filter([1, 2, 3, 4, 5], Value > 3)

この例では、リストの中から 3 より大きい値だけをフィルタリングします。

結果は [4, 5] となります。

 

2: テキストのフィルタリグ

Filter(["apple", "banana", "cherry", "durian"], StartsWith(Value, "b"))

この例では、リストの中から "b" で始まるテキストだけをフィルタリングします。結果は ["banana"] となります。

 

例3: データソースのフィルタリング

Filter(Contacts, Company = "ABC Corp")

この例では、Contacts というデータソースから、会社名が "ABC Corp" の連絡先だけをフィルタリングします。

Contacts データソースは、顧客の名前、電話番号、メールアドレスなどの情報を含んでいます。

 

Filter 関数は、よく使用される PowerApps の関数の一つであり、データの抽出や条件に合致するレコードのフィルタリングに役立ちます。

Filter 関数を使用することで、リストやデータソースから必要な情報だけを取得することができます。