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PowerApps の AddColumns 関数の使い方と実例解説

AddColumns 関数は、PowerApps でデータソースに新しい列を追加するための関数です。この記事では、AddColumns 関数の基本的な構文や使い方、実際の例を通じてその使い方を解説します。

PowerApps は、データソースから情報を抽出し、必要な情報を加工・整形して表示することができます。

AddColumns 関数は、データソースに新しい列を追加することができるため、データの操作や加工に非常に便利な関数です。

この記事では、AddColumns 関数の基本的な構文や使い方、実際の例を通じてその使い方を解説します。

基本構文

AddColumns(データソース, "新しい列名1", 式1, "新しい列名2", 式2, ...)

  • AddColumns 関数は、データソースに新しい列を追加するための関数です。
  • AddColumns 関数の第1引数には、列を追加するデータソースを指定します。
  • 第2引数以降には、追加する列名とその列の式を指定します。
  • 列名は文字列で指定し、その後に式を指定します。
  • 式は、列の値を計算するための式や関数を指定します。
  • 複数の列を追加する場合は、列名と式のペアをカンマで区切って指定します。

 

実例1

AddColumns(製品一覧, "価格税込", 単価 * (1 + 税率))

  • "製品一覧"テーブルに"価格税込"という列を追加しています。
  • 式として"単価 * (1 + 税率)"を指定しているため、"価格税込"の値は"単価"と"税率"の値を元に計算されます。

 

実例2

AddColumns(顧客一覧, "地域", If(市区町村="東京", "関東", "その他"))

  • "顧客一覧"テーブルに"地域"という列を追加しています。
  • 式として"If(市区町村="東京", "関東", "その他")"を指定しているため、"地域"の値は"市区町村"の値が"東京"かどうかで条件分岐しています。

 

実例3

AddColumns(注文一覧, "発送日", Today())

  • "注文一覧"テーブルに"発送日"という列を追加しています。
  • 式として"Today()"を指定しているため、"発送日"の値は実行時の日付となります。

 

まとめ

AddColumns 関数は、PowerAppsでテーブルを操作する際に非常に便利です。

この関数を使用すると、既存のテーブルに新しい列を追加したり、既存の列の値を操作したりすることができます。

この関数の使用方法を理解しておくことで、PowerAppsでより高度なアプリケーションを作成することができます。